地域のケーブルテレビ局や警察と連携し「迷惑電話自動ブロック」で特殊詐欺から守る
全国で特殊詐欺の被害が拡大し、深刻な社会問題となっています。警察庁の公表によると、2022年における全国の特殊詐欺の被害総額は370億8000万円で、認知件数が1万7570件となっており、その被害は無視できません。
さまざまな手口のある特殊詐欺ですが、その入り口の多くを占めるのが音声通話(電話)によるものです。家族や知人、公的機関などを装って詐欺師がかけてくる迷惑電話に応じてしまうことで、詐欺の被害に遭ってしまうきっかけになっています。
KDDIは、お客さまが安心して生活を送れるよう、悪質な迷惑電話や電話詐欺の被害を防ぐ取り組みを積極的に進めています。その1つが「迷惑電話自動ブロック」サービスです。2022年2月からケーブルプラス電話のオプションサービスとして提供している同サービスは、お客さまの元にかかってくる迷惑電話を検知し、あらかじめブロックすることでお客さまが迷惑電話に応答してしまうことを未然に防ぎます。
迷惑電話を未然に防ぐ「迷惑電話自動ブロック」
またKDDIは、全国のケーブルテレビ各社と提携して「迷惑電話自動ブロック」サービスを提供するとともに、各地の警察とも連携して迷惑電話に伴う特殊詐欺被害の防止のための広報啓発活動を展開しています。
そこで、特殊詐欺に知見のある「迷惑電話自動ブロック」サービスの各担当者に特殊詐欺の傾向やサービス開発の経緯などのお話を伺いました。