ローソンからドローンで配送!地域と物流の課題解決への挑戦

KDDIとローソンが協力し、埼玉県秩父市でドローン配送の実証を行いました。
地域の物流課題の解決と温かい商品を届ける未来を目指して、ドローン配送の新しいかたちをご紹介します。

秩父市の山間地では、少子高齢化の進展が著しく人口も年々減少傾向にあります。特に物流業界では、配送トラックのドライバー不足が課題となっています。
そこで今回の実証では、ローソン店舗や道の駅などを中継地点(モビリティハブ)とし、物流営業所から配送される荷物を一時集約。モビリティハブからドローンが山間部の浦山地区まで飛行し、自宅や集会所までのラストワンマイル配送を担う実証を行いました。
ドローンは、スマートフォンと同じモバイル通信を使って遠隔で自律飛行しており、電波の届きにくい一部のエリアには衛星通信のStarlinkを活用しています。ドローンなら少量の荷物を効率的に配送できるため、人手不足を補いながら、温かい商品をスピーディーに届けることを目指しています。
私たちの暮らしを支える新たな配送の未来に、ぜひご注目ください。

この実証は、環境省の「令和6年度運輸部門の脱炭素化に向けた先進的システム社会実装促進事業」において、提案した「モビリティハブで実現する共同配送とドローン活用によるCO2削減」の取り組みの一環で、ローソンの店舗等を「モビリティハブ」とし、自宅までのラストワンマイルをドローンで配送する実証を行いました。

この記事をシェアする

このページに興味・関心がもてましたか