銀座にゲームセンター登場!?ジブンで未来を変える体験イベントとは

未来的でありながらどこか懐かしさを感じる、そんなゲームセンターが東京・銀座に誕生しました。KDDIは、自分の手で未来を変える体験ができるイベント「PLAY! FUTURABLE #ジブンで未来を変えるゲーセン」を、「GINZA 456 Created by KDDI」(以下 GINZA 456)で2025年3月20日から開催しています。レトロフューチャーな雰囲気のなかで、未来に向けた社会課題やその解決策をゲーム感覚で楽しんで学ぶことができます。

自分だけの理想的な未来をカタチに残す

GINZA 456に入ってすぐに目に飛び込んでくるのが、ゲームセンターなどでおなじみの「ガチャガチャ」です。中央の奥には、これまで見たことのない大きさの巨大ガチャ、両サイドには普通サイズのガチャが並んでいます。

そして巨大ガチャの奥のスペースには、デジタル化したクレーンゲーム「Futurable Crane」(フューチャラブルクレーン)が、地下に降りていくとハンティングゲーム「Futurable Hunt」(フューチャラブルハント)という2つのゲームが待っています。どちらのゲームも、「環境」「医療・健康」「災害」「教育」「生活・子育て」「情報格差」という6つの社会課題をキャラクター化したクリーチャー(悪の化身)を取り除き、未来を自分で変えるという趣向です。

Futurable Craneに登場するクリーチャー
Futurable Craneに登場するクリーチャー

まず、地下の「Futurable Hunt」を是非体験してみてください。このゲームは、床と壁全面を使いプロジェクションマッピングを駆使した大迫力のハンティングゲームで、7人まで同時体験できます。グループで来場して、点数を競い合うという楽しみ方もできます。

ゲームが始まると、どことなく懐かしさも感じる電子音のBGMが流れるなか、6つの社会課題が変異したクリーチャー(悪の化身)が次から次へと現れ、それを専用のガン型デバイスで攻撃し捕獲していきます。ゲームが終わると、自分が選んだ社会課題の解説や解決策が紹介され、最後にその課題が取り除かれたあとの理想的な未来の都市がビジュアル化されて映し出されます。

ゲームを終えたときに出現する未来の都市には、『ジブンだけの名前』を付けることができるので、“ジブンで未来を変える”感覚を楽しむことができます。付けた名前は、1階の大型モニターで投影されるほか、GINZA 456の特設ウェブサイトにもリアルタイムに掲載されるので、ジブン以外の体験者がどのような未来を期待しているのかを知ることもできます。ぜひ、ジブンだけの理想的な未来をカタチとして残してください。

GINZA 456特設ウェブサイト
GINZA 456特設ウェブサイト
1階にある大型モニター
1階にある大型モニター

ゲームを通して、さまざまな社会課題を考えるきっかけに

1階にある「Futurable Crane」は、クレーンゲームをデジタル化したもの。クレーンのアームをボタンで操作して各クリーチャーを吊り上げ、6つの社会課題を取り除いていきます。

ゲームが終わると、自分が選択した社会課題に関するクイズが出題され、それに正解すると、その社会課題が解消されたよりよい未来を体験できます。ゲームやクイズで社会課題を楽しみながら学び、課題が解決された未来をイメージしていただければと思います。

イベント公開前の体験会でゲームを体験した20代女性は「いま社会が抱えている課題がゲーム内の“敵”という形で出てくるので、実際に悪いものであり課題であることが印象づけられ可視化できると思います。私自身は今回、仕事にも関係があって自分自身が貢献できそうな『情報格差』という課題を選択しましたが、『生活・子育て』『教育』など独身の私には普段関係のない課題にも気付くことができました」と話します。

また、「医療・健康」「環境」という社会課題を選んだという30代の女性2人組は、「6つの社会課題が出てきて、いま自分が興味のある課題を選びましたが、どれも大切だなと感じました。そして、それらの課題が複合的に絡んでいる気がします。災害には情報が大事だし、医療・健康には災害や生活・子育てが関わってきます。また、全ての土台になるのが環境です。ゲームを楽しみながら、未来のことを考えるきっかけになりました」と、ゲームを体験した後の気付きについて語ってくれました。

ご紹介してきた「Futurable Hunt」や「Futurable Crane」の体験後は、エントランスにある巨大ガチャや普通サイズのガチャを回せるメダルを獲得できます。ガチャの中身は、各ゲームに登場するクリーチャーを模したオリジナル・スマホステッカー。どのクリーチャーが出てくるかは回してからのお楽しみとなっています。

2つのゲームに登場する6つのクリーチャー(悪の化身)
2つのゲームに登場する6つのクリーチャー(悪の化身)

「PLAY! FUTURABLE」に込めた思いとは

今回のイベントタイトルを「PLAY! FUTURABLE #ジブンで未来を変えるゲーセン」とした理由について、イベント企画に携わったKDDI ブランドマネジメント部の加瀬英郎は次のように話します。

KDDI ブランド・コミュニケーション本部 ブランドマネジメント部 加瀬 英郎
KDDI ブランド・コミュニケーション本部 ブランドマネジメント部 加瀬 英郎

「メインタイトルである『PLAY! FUTURABLE』のFUTURABLEは、『FUTURE(未来)+ABLE(できる)』を組み合わせた造語で、『未来は自分たちで変えられる』という意味を込めています。このFUTURABLEという言葉を補強する意味合いで、高校生や大学生などの若い世代の方々に直接的に訴えかけられる『#ジブンで未来を変えるゲーセン』というサブタイトルを付けました」(加瀬)

実は今回のイベントは、2025年4月13日に開幕した大阪・関西万博でKDDIが、日本国際博覧会未来社会ショーケース事業「フューチャーライフ万博・未来の都市」に協賛し、日立製作所と共同展示していることとも関わりがあります。万博の展示テーマ検討にあたり、若い世代の方々の興味・関心が高い社会課題として浮かび上がってきたのが、「環境」「医療・健康」「災害」「教育」「生活・子育て」「情報格差」でした。

「この6つの社会課題について気軽に知識を深めることができ、それを解決していくことで未来はジブンで変えられるということを、若い世代に自然と感じてもらうには、どんなコンテンツがふさわしいのか。それを考えたときに、“ゲーム”という身近で親しみやすいコンテンツと、レトロフューチャーな世界観というアイデアが生まれました」(加瀬)

大阪・関西万博の「バーチャル未来の都市」も体験できる

GINZA 456の1階奥のスペースでは、今回の大阪・関西万博「フューチャーライフ万博・未来の都市」のパビリオンや、大阪の万博会場に行かなくても、日本全国どこからでも体験できるアプリ「バーチャル未来の都市」の紹介コーナーを設けています。

「バーチャル未来の都市」は「自分たちの生きていたい未来を考える」をコンセプトとする仮想空間となっており、アバターを介して社会課題を解決した未来の姿や未来を支える技術に触れられるなど、バーチャルならではの体験が可能です。

「『バーチャル未来の都市』はお手持ちのスマートフォンなどで利用できますが、GINZA 456にはタッチ&トライコーナーを設けています。アバターを介して未来の都市を探索できるほか、大阪・関西万博の『未来の都市』パビリオンで展開する『Mirai Theater』にこのアプリから参加することもできますので、ぜひ体験してほしいですね。そうすることで、大阪・関西万博への興味・関心や期待を高めていただけたら、なお嬉しいです」(加瀬)

「PLAY! FUTURABLE #ジブンで未来を変えるゲーセン」は、2025年10月まで開催中です。無料で体験できますので、ぜひGINZA 456にご来場いただき“ジブンで未来を変える”体験をしてみてください。より多くの若い世代の方々から、自分が考えている未来についての声をお聞かせ頂ければと思います。

KDDIはこのイベントを通じて、「未来を創るのは一人ひとりの選択」であるという思いを発信しています。そして、ここで生まれた声をもとに、ワクワクする未来をお客さまとともに共創していくことで、「誰もが思いを実現できる社会」を目指していきます。

©Expo 2025

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