理想の授業で、自分の夢を叶えたい。KDDIは、そんな思いを実現するため、大学生と共創ワークショップを「GINZA 456 created by KDDI」で開催しました。ワークショップのテーマは、「一人ひとりの可能性を引き出し夢を叶える教育」。ワークショップでは、大学生が未来の教育に期待することや理想の教育を実現するための授業アイデアを考え、チームで議論し、それをブロックで形にしました。
未来社会を共創する「GINZA 456」でワークショップを開催
GINZA 456は、未来社会の共創を目指す、KDDIのブランド体験施設です。これまで未来のサッカー観戦のあり方を来場者に募るイベントの実施や、小学生から高校生のサッカー競技者と未来のサッカーを考えるワークショップの開催などをしてきました。
今回のワークショップのテーマは。“共創”による未来づくり。未来の社会を形づくる上で重要な「教育」という社会課題について、未来を実際に担っていく大学生の皆さんとともに考え、理想の姿を描きたい。GINZA 456を舞台に、そうした共創の機会を設けました。

「未来の教育」を共創!大学生が描く「未来の授業」とは
ワークショップに参加したのは、大学1年から大学院1年までの16人。「宇宙」「海洋」「大地」という3チームに分かれ、各チームにはKDDIの社員も加わり、ワークに取り組みました。
ワークショップの前半では、まず過去の教育体験を振り返って課題や目標を確認し、その後、各自が思い描く未来の教育の方向性についてチーム内でアイデアを共有。さらにKDDIから未来に向けたさまざまな取り組みなどを紹介した後、それらをヒントに「自分にとっての理想の教育」を具体化していきました。
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前半での気づきを経て、後半は、各チームで理想の教育のテーマと具体的な授業内容(目的、トピック、教材、場所、評価方法など)を固めました。その上で最終的に、チームでまとまったアイデアをブロックで表現し、各チームそれぞれの理想の教育テーマと授業アイデアを発表。ワークショップでは「自身の教育体験の振り返り」からブロックによる「アイデアの可視化」までを順に行い、理想の教育を具体化しました。

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各チームからはそれぞれのユニークな理想の授業が提案されました。
「チーム宇宙」は、教える人と学ぶ人の区別を明確にしない半学半教の環境で実践的な学びを通して自己効力感を育むことをテーマに、多様な人々が協働して「自分自身の映画を作る」授業です。
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「チーム海洋」は、多様な機会と個性の尊重、教員と生徒のフラットな関係性をテーマに掲げ、仕事・社会・未来についてともに学び合う授業を描きました。
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「チーム大地」は、失敗を恐れずに挑戦できる環境を理想とし、ゲーム感覚で人生の選択と挑戦を繰り返せる「人生ゲーム」のような授業を考えだしています。
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参加した大学生の“声“は?
今回のワークショップに参加した皆さんはどのようなことを感じたのでしょうか。4人の参加者に感想を聞きました。
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(チーム宇宙)
「今回のテーマは未来の教育でしたが、国語、算数、理科、社会という教科の話がでてこなかったのが印象的でした。代わりに専門性を教育に落とし込んだ実践的な学びや、自らが課題を発見し、解決していく学びの形に注目が集まっていることが分かりました」
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(チーム海洋)
「論文のテーマを教育関連にするので、いろいろな人の考えを知りたくて参加しました。チームメンバーとの年齢差がありましたが、フランクに楽しく議論できてよかったです」

(チーム大地)
「同世代の方々とこうした会話をすることがあまりなく、みんないろいろ考えているんだなと感じました。教育という切り口でしたが、話しているうちに『幸せとは何か』みたいな、ある意味哲学的なことにまで話が及んだのが印象的です」

(チーム大地)
「考えていることが大筋では一緒でも、細部ではそれぞれみんな少しずつ違っています。それを議論の中で消化して、みんなが納得できるアウトプットが作れました。教育に正解はなく考え方もバラバラだと思いますが、根っこにあるのは『よりよい人生を送る』『自分の人生を自分で決める』ということだと思います。そのためにどんなものをデザインすればよいかが議論できました」
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「誰もが思いを実現できる社会」を未来人財とともに描いていく
学生たちの熱意と多様な視点に触れた今回のワークショップについて、企画・運営を担当したKDDI ブランドマネジメント部の大畠 亮介は、「これまでKDDIは『誰もが思いを実現できる社会をつくる。』というビジョンの実現に向け、幅広い世代の方々とワークショップを開催してきました。直近で言えば、大阪・関西万博のパビリオン展示に向け、意見収集活動として多くの皆さまの声を頂戴しました」と語り、こう続けます。
「万博は1つの目標ではありましたが、ゴールではありません。その先に未来が続いています。誰もが思いを実現するためには、皆さまが『実現したい社会はどのようなものか』について、もっと耳を傾ける必要があると考えています。今回のワークショップはそのような背景で開催しました」(大畠)

また大畠は、今回のワークショップの様子を踏まえて次のように話します。
「この世代の方々ならではの“声”が聞けて、とても有意義で手応えを感じました。皆さんの発想力、整理力、対話力が素晴らしく、人の意見を受け入れながら、1つのアウトプットに昇華させる力を感じました。ワークショップは、未来の社会をつくる出発点です。今日いただいた声を大事にして、この先のさまざまな活動に反映していきたいと思っています」(大畠)
KDDIが掲げる「誰もが思いを実現できる社会をつくる。」というビジョンの実現に向けて、GINZA 456は「共創」を推進する役割を担っています。大学生をはじめ、未来を担う世代とともに未来を描く場となることで、社会に向けたポジティブな変化を生み出すきっかけをつくりたいと考えています。これからもKDDIのブランド施設であるGINZA 456では、未来社会の共創に向けた活動を続けていきます。
GINZA 456で「PLAY! FUTURABLE #ジブンで未来を変えるゲーセン」開催中!
GINZA 456では、「ジブンで未来を変える」をコンセプトに、楽しみながら社会課題を学べるイベント「PLAY! FUTURABLE #ジブンで未来を変えるゲーセン」を開催中です。レトロフューチャーな雰囲気のなかで、社会課題やその解決策をゲームを通して、自分で未来を変える体験ができます。ぜひGINZA 456にご来場ください。(参加無料・予約不要・入退場自由)
PLAY! FUTURABLE #ジブンで未来を変えるゲーセン
展示期間:2025年3月20日~2025年10月(予定)
利用時間:10:00~20:00
参加料金:無料
予約不要・入場自由
イベント休止・開催時間変更:最新情報は特設ページをご確認ください。
