2023.1.19

現地現物で5Gの品質を守る、担当者の思い

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5Gエリアの品質管理に携わっている担当者2人に、大切にしている思いやこだわりを聞きました。

KDDI株式会社 技術統括本部 エンジニアリング推進本部 品質管理部エリア企画グループの渡辺佑未(左)と髙田美希(右)KDDI株式会社 技術統括本部 エンジニアリング推進本部 品質管理部エリア企画グループの渡辺佑未(左)と髙田美希(右)

お客さまの“5Gへの期待感”にお応えしたい

ここ数年で、スマートフォンは大きく普及しました。それと同時に、お客さまの利用の仕方も大きく変わりつつあります。かつての携帯端末で観ることが難しかった動画コンテンツも、いまやスマートフォンで楽しむのがごく普通のことになっています。

「お客さまの使い方が変化していくなか、より快適に動画などのリッチなコンテンツを楽しめる5Gに大きな期待が寄せられるのは当然かもしれません。しかも、多くの人は外出先で、移動しながら5Gを利用しています。お客さまの生活動線に合わせた5Gエリアで、お客さまのニーズに応えられる品質を維持できることを心がけています」(渡辺)

KDDI株式会社 技術統括本部 エンジニアリング推進本部 品質管理部 エリア企画グループ 渡辺佑未KDDI株式会社 技術統括本部 エンジニアリング推進本部 品質管理部 エリア企画グループ 渡辺佑未

また、渡辺とともに品質管理に携わる髙田美希は、自身の思いについてこう話します。

「お客さまが5Gに対して、大きな期待を寄せていることを最近強く感じるようになりました。5Gでどう変わるんだろう? 通信速度は速くなるのかな? そういう期待感をもって、ワクワクして5G対応端末を購入するお客さまも多いと思います。そんな、お客さまが持っている5Gへの“期待感”にお応えできるように、品質管理に努めています」

現在の5Gエリアの拡大においては、4G(LTE)で使われてきた周波数帯や通信技術が利用されることもあります。

「5Gの通信品質を向上させるために4Gの設備にも手を加えることになるため、そのバランスを取りながら最大のパフォーマンスを発揮させることが、5Gが拡大途上にある現時点での難しさだと思います。4G端末を使われているお客さまも数多くいらっしゃいますので、4G・5G両方の品質を高めていくことが重要になります」(髙田)

KDDI株式会社 技術統括本部 エンジニアリング推進本部 品質管理部 エリア企画グループ 髙田美希KDDI株式会社 技術統括本部 エンジニアリング推進本部 品質管理部 エリア企画グループ 髙田美希

お客さまの目線で仕事に取り組む

「私たちは日々通信品質の改善に取り組んでいますが、そのとき大切にしたいと思っているのが“お客さま目線”です。私は、実際に街中での現地調査を行うことも多いのですが、お客さまが使っている端末と同じ機種を持ち、お客さまが利用する同じ環境に身を置いて通信品質を体感し、調査を行うということを大切にしています」(髙田)

現地調査の様子現地調査の様子

近年、スマートフォンや通信を取り巻く環境変化のスピードはとても速くなりました。また、コロナ禍の影響もありお客さまの働き方や生活も大きく変化しています。

「10年レベルで振り返ってみても、連絡ツールは音声電話やメールからメッセージアプリになり、パソコンで観ていた動画も、スマートフォンで手軽に観られるようになっています。そういった時代の変化やニーズに対応して、また未来の生活を見透し先回りすることで、お客さまにワクワクした体験をお届けできるよう、これからも通信品質の維持・向上に努めていきたいと思っています」(渡辺)

KDDIはこれからも、現地現物でお客さまと同じ目線をもって通信品質の維持・向上に取り組んでまいります。